ウルフ快投!7回無失点9勝目「ショータに感謝」

[ 2012年9月15日 19:12 ]

パ・リーグ 日本ハム4―2ソフトバンク

(9月14日 札幌D)
 3年目の助っ人右腕が快投を演じた。日本ハムの先発・ウルフは、威力のある直球と小さく動く変化球でソフトバンク打線を7回5安打無失点に抑え、今季9勝目(9敗)。日本ハムは貯金を今季最多の12とし、0・5ゲーム差で追っていた首位の西武が敗れため、9月11日以来の首位に返り咲いた。

 ウルフは初回、2回と3者凡退に抑え好スタートに見えたが、右腕は「1、2回苦しいかった」とボール先行の投球に不満顔。しかし「ショータがいいゲームメークをしてくれた。苦しんでいるところを抜け出させてくれたよ。感謝したい」と女房役・大野奨太のリードに乗せられると、そこから一気にギアを上げた。打線からも2回に2点、6回までに計4点の援護を受け「ありがたかった。リラックスして投げられたよ」と表情を緩めた。

 「今後(首位の)西武と3連戦もある。しっかり自分たちで道を切り開いていきたい」。4日ぶりの首位の座にも慢心することなく、混戦パを駆け抜けていく。

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2012年9月15日のニュース