松坂 2勝目消えた 制球難克服できず もったいない無安打3失点

[ 2012年9月15日 11:28 ]

ブルージェイズ戦の6回途中、バレンタイン監督(25)にボールを渡し降板するレッドソックス・松坂

ア・リーグ レッドソックス―ブルージェイズ

(9月14日 トロント)
 レッドソックスの松坂は14日、トロントでのブルージェイズ戦に先発し、5回1/3を投げ、4失点だった。

 松坂は98球を投げ、3安打5三振4四死球4失点。1点リードの場面で交代し、8月27日のロイヤルズ戦以来の2勝目に手が届きそうだったが、8回に味方が追いつかれ、白星は付かなかった。

 松坂は3回、先頭打者を死球で出すと、コントロールを乱し始め、さらに2四球で1死満塁にし、3番ローリーに投げた1球が暴投となって1点を失い、さらにフルカウントから6球目の速球も暴投となって2点目。内野ゴロで3点目を許した。

 直後の4回にレッドソックスは、女房役のラバーンウェインの3点本塁打で追いつき、5回に2点を奪う援護があり、黒星は付かなかったが、来季に向かって後がない登板が続くだけに、結果を出しておきたかった一戦だった。

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2012年9月15日のニュース