3年目の西田 初スタメンで星野監督うならせた「全然違う」

[ 2012年9月15日 06:00 ]

<オ・楽>プロ初安打のボールを手にする楽天・西田

パ・リーグ 楽天7-2オリックス

(9月14日 京セラD)
 期待の星が地元・大阪で大きな輝きを放った。プロ初スタメンの楽天3年目・西田が2回にプロ初安打となる右前打を放つなどマルチ安打。8回も1死満塁から押し出し死球でプロ初打点をマークし「初打点がかかるとこやったんですけど、僕らしくて良かった」と関西弁で初々しく振り返った。

 打撃だけではない。7回には中前打で出塁し、松井の左前打で判断よく三塁へ。星野監督も「ああやっていけるとリズムが全然違う」と好走塁にうなった。

 関大一で甲子園出場はないが、高校通算37本塁打。3年夏の1回戦・東商戦ではサイクル安打を達成し、スカウトの注目を集めた。09年ドラフト2位で入団し、今季イースタン・リーグで打率・289、8本塁打、46打点はいずれもチームトップ。楽天の未来を背負う大型内野手は「まだまだCSのチャンスがあるので自分も貢献できるように頑張りたい」と頼もしかった。

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2012年9月15日のニュース