原点は「木下大サーカス」 野村 体幹バランスに絶対の自信

[ 2012年5月20日 09:14 ]

<広・日>3勝目を挙げ、ファンに手を振る野村

交流戦 広島1-0日本ハム

(5月19日 マツダ)
 広島の野村祐輔投手(22)が日本ハム戦で7回5安打無失点に抑え、今季3勝目。東京六大学で自身と同じ30勝&300奪三振を達成した斎藤佑樹投手(23)とプロ初対決を果たし、抜群の安定感で憧れの先輩に投げ勝った。

 「最も自信があるのは投球時のバランス」と言い切る野村。小学生時代に故郷・岡山で木下大サーカスを何度か観賞し、ピエロの玉乗りがいたく気に入った。それ以来、サッカーボールの上に乗って遊ぶことが多くなった。「中学生のころは、ボールに乗っても全く倒れなかった」。遊びの中で築き上げた体幹バランスが、ワンバウンドでさえ、正確無比なコントロールを生み出している。

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2012年5月20日のニュース