黒田 7回1失点で2勝目「フラストレーションたまっていた」

[ 2012年5月1日 10:56 ]

オリオールズ戦に先発し、7回を1失点で切り抜け、小さくガッツポーズをするヤンキース・黒田

ア・リーグ ヤンキース2―1オリオールズ

(4月30日 ニューヨーク)
 ヤンキースの黒田は4月30日、ニューヨークでのオリオールズ戦に先発。7回を投げ、4安打1失点、3三振2四死球で今季2勝目(3敗)を挙げた。防御率は3・69。チームは2―1で勝った。

 2回に犠飛で1点をリードされたが、直後に味方打線が逆転して波に乗った。7回は2死二、三塁のピンチ。ベテミットへの2球目を捕手がはじいて三塁走者が本塁を狙ったが、素早く本塁のベースカバーに走ってタッチアウト。リードを死守し「意地でもボールだけは落とさないようにと思った。野球の神様がいた」とほっと息をついた。

 「接戦で打線が点を取れないときに勝てたのはすごく大きい」と喜んだ黒田。前回のレンジャーズ戦ではダルビッシュと投げ合って好投しながらも黒星を喫し「フラストレーションがたまっていた」という。今季、初めて2試合連続で好投し「それが一番求められているし、僕の持ち味。続けていけば信頼してもらえると思う」と話した。

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