ペーニャ5階席弾 秋山監督「どこまで行ったかと…」

[ 2012年4月18日 06:00 ]

<オ・ソ>7回2死二塁、ソフトバンク・ペーニャは決勝2ランを放ち、神に祈りをささげる

パ・リーグ ソフトバンク2-0オリックス

(4月17日 京セラD)
 ソフトバンク・ペーニャのバットがチームの今季10勝目を引き寄せた。0―0の7回2死二塁、2ボール2ストライクからフィガロのチェンジアップを捉えた打球は京セラドーム左中間5階席へ。

 135メートルの決勝3号2ランに「追い込まれた後は何かを待つのではなくバットに当て走者を還すことを考えた。しっかりコンタクトできた」と喜んだ。秋山監督は14打席連続無安打の松中を4番から外し、内川を横浜時代の09年4月4日・中日戦以来、1109日ぶりの4番に起用。初回1死二、三塁で内川が歩かされると小久保は遊ゴロ併殺打に倒れたが、その沈滞ムードを吹き飛ばした。「凄いホームラン。どこまで行ったかと思ったよ」と指揮官。「何本打てるか分からないけど、1打席1打席大切にしたい」。ペーニャはあくまで謙虚だった。

 ▼ソフトバンク・内川(移籍後、初の4番は3打数無安打)めちゃめちゃ意識した。やらなきゃいけないことを考えて、結果を出さないと。

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2012年4月18日のニュース