岩隈大乱調６失点　イチローレーザービームで沸かせた

１回、巨人・ボウカー（左）に同点ソロを浴びたマリナーズ・岩隈

日米親善試合 マリナーズ３―９巨人

（3月26日 東京ドーム）
　日本で開催される米大リーグの開幕シリーズのために来日しているマリナーズは２６日、東京ドームで巨人とナイターで対戦。マリナーズは岩隈が先発したが４回６失点と大乱調だった。

　マリナーズは初回、２番・アクリーが左中間へソロ本塁打を放ち１点先制。だがその裏、先発の岩隈がボウカーに一発を浴び、すぐさま同点に追いつかれ、２回には２死一塁から矢野に適時二塁打を許し１点勝ち越された。

　３回には、無死三塁からイチローが二ゴロを放つ間に追いついたが、その裏に岩隈は村田に適時打を浴び２失点。４回にも４安打を許し２失点。４回を投げたところで降板し、１０安打６失点と厳しい結果に終わった。

　オープン戦絶好調で２５日の阪神戦でも途中出場で左翼線に二塁打を放った川崎は「９番・遊撃」で先発したが死球、右飛、遊ゴロ、一ゴロ。「３番・右翼」で出場したイチローも中飛、二ゴロ、投ゴロ、遊飛と無安打だったが、守備では５回１死満塁から右翼への飛球をキャッチすると本塁へダイレクト送球。“レーザービーム”でドームを沸かせた。