「楽をしてしまう」高橋 決め球封じて2回無安打無失点

[ 2012年3月9日 09:31 ]

オープン戦 エンゼルス6―5インディアンス

(3月8日 アリゾナ州グッドイヤー)
 エンゼルスの高橋はインディアンス戦で2―0の3回に2番手で登板し、2回を無安打無失点、2三振だった。勝敗は付かなかった。チームは6―5で勝った。

 高橋がオープン戦に初登板し、2回無失点と好投した。「使うと自分が楽をしてしまう」とあえてチェンジアップを封印。3回は先頭打者を失策で出したが、落ち着いて後続を打ち取り、4回も3人で抑えた。

 この日は決め球を封じた以外にも、直球を少し動かすことを心掛けた。「データを整理した時に、その球が一番面白かった」というのがきっかけ。ツーシームほどの変化はしなくても、バットの芯を微妙にずらした。

 メジャー3年目のテーマとする「遊び心」を存分に発揮し、投球にアクセントを加えた。左腕は「思った通りの球を投げられた」と笑顔だった。(共同)

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2012年3月9日のニュース