坂本　藤村と鉄壁二遊間だ！宮本の教えは１５ページ分

グアム自主トレへ、笑顔で出発する巨人・坂本

　巨人・坂本が自主トレのためグアム入りした。１３日まで愛媛県松山市でヤクルト・宮本に弟子入りし、自主トレに参加。「本当に充実していたし、グアムでは藤村にも教えてあげられる。聞かれたら宮本さんに教わったことを伝えられればいいなと思う」と話し、ゴールデングラブ賞９度受賞の宮本から学んだ守備の極意を二塁手の藤村に伝えることを明かした。

　宮本には１週間しごかれ「足腰がパンパン。それだけ足を使っていなかったんだなと」。捕球の基本動作や下半身の使い方を教わり、野球ノート１５ページ分が守備の話で埋め尽くされたという。セ・リーグ遊撃手の４年連続失策王は「知っていたことは書かないけど、新しい発見ばかりだった」と収穫を強調した。

　「毎年グアムに行ったらケガしないのもあるし、阿部さんが呼んでくれたので」。滞在期間は短いものの、験担ぎも込めて阿部、長野らの野手組に合流。現地では宮本直伝の捕球から送球までの反復練習を繰り返す。藤村にも伝授し、鉄壁の二遊間を目指す。「（松山では）守備のことばかりで打撃まで頭が回らなかった」と苦笑いしたが、温暖な地で体を仕上げて文字通りの攻守の要となる。