井端 いわきでの公式戦開催を熱望「ますます笑顔に」

[ 2011年12月5日 06:00 ]

参加者とキャッチボールする中日・井端

ベースボール・クリスマス2011

(12月4日 福島県いわき市)
 中日・井端が、いわきでの公式戦開催を熱望した。いわきグリーンスタジアムは両翼100メートル、収容人数は3万人と県内でも屈指の球場だが、今季は公式戦が1試合も行われず。「この球場でシーズンの試合をたくさん行われるように、新井会長と2人で話し合っていきたい」と力を込めた。

 原発の風評被害に負けない福島の子供たちの笑顔に、心を動かされた。選手会として数多くのイベントに参加してきたが「こんなに笑顔が似合う子供たちはいない」と実感。公式戦が増えれば、プロ野球選手を生で見る機会が増えるとあって「この地でプレーをして、ますます笑顔になってほしい」。その表情は真剣そのものだった。

 この日は、日本シリーズをともに戦った同僚の大島、ソフトバンク・長谷川とのトークショーにも参加。「7戦とも接戦ばかりで疲れました」と苦笑いで話していた。

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2011年12月5日のニュース