東海大・菅野 大学日本代表と“対決”あるかも

[ 2011年12月5日 06:00 ]

 日本ハムへの入団を拒否し、浪人する意向を表明した東海大の菅野智之投手(22)が、来年7月の世界大学選手権(台湾)に臨む大学日本代表の直前合宿に練習パートナーとして参加するプランが浮上した。

 日本代表候補強化合宿最終日の4日、金光興二監督は「まだ決まっていませんが、直前合宿は平塚でやりますし、打撃投手やシート打撃で登板してもらうのもいいんじゃないか」と明かした。

 現在、菅野は卒業単位取得を目指しているが、就職が決まらない学生のための制度を利用し、来年も大学に籍を残す方針。日本大学野球連盟は菅野の選手としての招集には消極的だが、後輩たちの力になることは可能だ。また、社会人野球を統括する日本野球連盟の鈴木義信副会長はこの日、来年8月のアジア大会(台湾)の選手選考についても言及。「慎重に協議しないといけないが、大学、社会人混合のベストチームをつくる。菅野君の実力がずば抜けているというのは明らか」と招集の可能性を示唆した。

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2011年12月5日のニュース