「WBC=世界一決定戦」 IBAF総会で“公認”

[ 2011年12月5日 06:00 ]

 国際野球連盟(IBAF)は3日(日本時間4日)、テキサス州ダラスで総会を開き、国際大会の枠組みを見直してワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を世界一決定戦として公認すると決めた。

 「これまでの招待制から、予選も行われることになり、WBC主催者と話し合う中で決まった」とIBAFのリカルド・フラッカリ会長。IBAF主催では、アマ主体で行っていたW杯を取りやめ、プロも参加して上位12カ国が争う「プレミア12」(仮称)を15年から4年に1度開催。第1回は日本での開催も計画されている。

 五輪については20年夏季大会での競技復帰を目指し、野球、ソフトボールを1競技として復帰を図ることを全会一致で承認。IBAF第1副会長の田和一浩・全日本アマチュア野球連盟専務理事は「今の子供たちに夢を与えるという意味で(五輪復帰は)私たちの責任。一歩も二歩も前進した」と歓迎した。

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