ソフト60勝一番乗り!大場が新人以来の完封

[ 2011年8月19日 06:00 ]

<ソ・オ>お立ち台で「おいさ!」と叫ぶ大場

パ・リーグ ソフトバンク4―0オリックス

(8月18日 ヤフーD)
 ソフトバンク先発・大場が新人だった08年4月5日のロッテ戦(千葉マリン)以来となる完封勝利。チームを両リーグ最速の60勝、今季最多の貯金31に導き「凄くうれしい」と喜んだ。

 初回2死から3連打で満塁も、李スンヨプを二ゴロに。2~8回は1本の安打も許さなかった。昨オフに参加したプエルトリコのウインターリーグで覚えたチェンジアップを効果的に使って好投。開幕は中継ぎスタートも、7月19日の西武戦(ヤフードーム)から先発した4試合は全て白星を挙げ「ルーキーの時はがむしゃらにやっていた。今は抑え方も分かってきた」。07年大学・社会人ドラフトで6球団から1巡目指名を受けた右腕。入団から3年間で4勝だったが、今季は無傷の5勝目だ。

 ≪57年ぶり2度目の快挙≫今季のソフトバンクは完封をマークした投手が杉内3、ホールトン2、和田、山田、摂津、岩崎、大場各1と7人。チームで完封投手が7人以上のシーズンは南海時代の54年に宅和5、大神3、柚木、中原、中村各2、中島、野母、藤江各1と8人が記録して以来、57年ぶり2度目になる。

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