甲子園の砂はいらない…関西主将「一流になって帰ってくる」

[ 2011年8月19日 15:57 ]

<日大三・関西>8回表関西1死一塁、渡辺が中越えに2ランを放つ。捕手鈴木

第93回全国高校野球選手権準決勝 関西4―14日大三

(8月19日 甲子園)
 関西の渡辺が8回、2点本塁打で一矢報いた。狙っていた直球を強振し、バックスクリーン横に運んだ。「諦めないという気持ちをみんなに示したかった」という主将の気迫の一発だった。

 将来のプロ入りを目指すという渡辺は甲子園の砂を拾わなかった。「僕にはまだ夢がある。一流になって帰ってきて、ここでプレーしたい」と話し、涙はなかった。

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