5回0封 斎藤 復帰後初勝利!「今度は9回を投げ切りたい」

[ 2011年7月17日 15:41 ]

3勝目を挙げた日本ハム・斎藤

パ・リーグ 日本ハム1―0西武

(7月17日 札幌D)
 プロ野球、日本ハム―西武11回戦が17日、札幌ドームで行われ、日本ハムが1―0で勝って連勝を4に伸ばした。先発のルーキー斎藤は5回を無失点に抑えて4月24日の楽天戦以来となるプロ3勝目。左脇腹痛から復帰後、初の白星を挙げた斎藤は「もう1度戻れるのかという気持ちと、また必ず勝利を挙げるという気持ちがあった」と1カ月半に及ぶ鎌ケ谷での2軍生活を振り返り、「だんだん真っすぐへの自信がついてきた。今度は9回をしっかり投げ切りたい」とプロ初完投を目標に掲げた。

 4回4失点KOされた楽天戦から中5日でマウンドに上った斎藤は、初回から中島の安打と2四球で1死満塁のピンチに。それでも続くフェルナンデス、坂田を打ち取り、何とか無失点で切り抜けた。

 2回は外角のスライダーで銀仁朗を見逃し三振に斬るなど、下位打線を三者凡退。3回も2死一、二塁のピンチでフェルナンデスを投ゴロに打ち取った。4、5回も走者を出したが後続を断ち、5回で97球を投げて4安打3四球無失点。リリーフの谷元、榊原、増井、武田久も1回ずつを0点に抑えて、ルーキーに勝利をプレゼントした。

 日本ハムは4回2死二塁、中田が遊ゴロに打ち取られたが中島がファンブル。陽が先制ホームを踏み、この1点が決勝点となった。

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2011年7月17日のニュース