原発事故で移転の浪江 7回コールド負けで夏に幕

[ 2011年7月17日 06:00 ]

福島大会2回戦 浪江1―8東日本国際大昌平

(7月16日 開成山)
 浪江は東日本国際大昌平に7回コールド負け。佐藤主将は試合後、失策を悔いて涙を流した2年生の手をとり「今までありがとう」とねぎらった。

 福島第1原発事故で移転を強いられ、県内2カ所の学校施設を間借りして練習。佐藤ら3年生4人は親元を離れて二本松市内の旅館で共同生活した。スタンドではその旅館の女将、鈴木美砂子さん(59)や、「相双連合」で主将を務めた遠藤(双葉翔陽)も応援。紺野勇樹監督は「部に残ってくれた3年生に感謝したい。短い期間で、強豪相手にも粘りを見せた」と話した。

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2011年7月17日のニュース