斎藤“プロ最短”KO…4回4失点で2連敗

[ 2011年7月11日 21:36 ]

4回、嶋に同点打を浴びた日本ハム先発の斎藤
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パ・リーグ 日本ハム3―5楽天

(7月11日 札幌D)
 日本ハムの斎藤が左脇腹を痛めるアクシデントで降板した時を除けば、プロ入り後最短となる4回4失点でマウンドを後にした。「どんな形であれ、4点を取られ、5回をもたなかったことは悔しい」。ベンチに戻ってからは、試合を真っすぐな目で見詰めた。

 初黒星を喫した6月29日のロッテ戦の後、2軍で調整する時間を与えられた。だが、成長は全く感じられない。むしろ投球の幅が狭まったようにも見えた。これで2連敗。「調子自体は決して悪くなかった」。人気が先行してきた新人に、勝てない苦しみとの戦いが始まった。

 ▽梨田監督(斎藤に)「配球がどうとかではない。低いところでの変化球をね」

 ▽日本ハム・吉井投手コーチ(斎藤に)「初めから手詰まりの投球だった。実力不足ではない。作戦で失敗した」

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