研究されて…牧田ＫＯで西武連勝ストップ

＜ソ・西＞６回のピンチにマウンド上に集まる牧田（左から二人目）ら西武ナイン

パ・リーグ 西武３－７ソフトバンク

（5月13日 ヤフーＤ）
　２連勝を狙った西武のルーキー牧田が、５回２／３を１０安打６失点でＫＯされてチームの連勝も４で止まった。味方が逆転した直後の６回、小久保にプロ初被弾。そこから四球、３連打で降板した。

　「（本塁打は）ワンバウンドにしたかった。一番打ちやすいところにいってしまった」。１、２打席目までまともなスイングをさせていなかったが、１ストライクからのチェンジアップが真ん中に入ったことを悔やんだ。ソフトバンク打線はプロ初登板の４月１５日は８回途中まで２安打に封じたが、この日は早いカウントから積極的にスイングされ、際どいコースも見送られた。渡辺監督は「（相手は）当然研究してくる。横の揺さぶりだけの投球になってしまった」と話した。

　▼西武・小野投手コーチ（牧田について）自分で考えて成長していかないと飯は食っていけない。チームには痛いけど、牧田にとって良い経験にしないと。

　▼西武・高山（８番スタメンで２安打）まだまだですけど、しっかりとしたスイングができた。