ミス連発も「切り替えた」 岡田が“天敵”杉内討ち

[ 2011年4月30日 16:08 ]

7回ロッテ1死二塁、岡田が右翼線に適時二塁打を放つ

パ・リーグ ロッテ1―0ソフトバンク

(4月30日 QVCマリン)
 拙攻が続いたロッテだったが、7回1死から清田、岡田の連続二塁打で均衡を破った。昨季マリン3戦全勝の“天敵”杉内の内角の直球を右翼線にはじき返し、1点をもぎ取った岡田は「決めようという気持ちはなかった。(走者を進めるために)右方向の意識だった」と振り返った。

 7回の打席までに走塁ミスにバント失敗があった。昨年なら落ち込み、周囲が見えなくなっていた。「監督に使ってもらっている。引きずっていたら、いい結果が出ない。切り替えないと」。育成選手出身の26歳が変わったのは、気持ちの持ち方だという。7回も「落ち着いて打席に入れた」と自然体だった。

 昨年は打率1割7分6厘だった男が、ここまで3割4分。西岡が抜けた1番に入り、打線をけん引している。

続きを表示

2011年4月30日のニュース