育成出身・岡田、清田に“勝った”開幕スタメン

[ 2011年4月8日 06:00 ]

練習試合 ロッテ3―3西武

(4月7日 県営大宮)
 ロッテ・岡田が逆転で開幕スタメンを引き寄せた。「1番・中堅」で先発し、4安打1盗塁の活躍だ。昨季全試合で1番に座った西岡がツインズに移籍。後継者争いでは2年目の清田が一歩リードしていたが、開幕前最後の実戦を終え、西村監督は「きょう(7日)の働きを見る限り、開幕に一番近いと捉えていただいて構わない」と話した。

 岡田は08年育成ドラフト6巡目で入団。昨年6月にデビューすると、中日との日本シリーズ第7戦(ナゴヤドーム)では優勝を決める適時打を放った。50メートル5秒6の俊足で7回には5度のけん制をかいくぐって、4試合連続の二盗を決めた。岡田は「(開幕スタメンは)監督が決めること。選ばれたらしっかりやりたい」。過去に育成ドラフト出身の開幕スタメンは昨季の巨人・松本だけ。リーグ史上初の偉業に大きく近づいた。

続きを表示

2011年4月8日のニュース