統一球対策で阪神「特別球」で打撃練習

[ 2011年1月31日 06:00 ]

 阪神は今季から導入される低反発の統一球対策として、今キャンプは「特別球」で打撃練習を行う。

 和田打撃コーチは「統一球に関しては危機感を持っている。芯を食えばいいけど、芯を外したときの飛距離は変わってくるだろう。いかにミート率を上げるか」とした上で、「硬球より小さいボールを準備している。遊び感覚でもいいし、集中力も生まれるから」と話した。昨季は巨人に次ぐリーグ2位のチーム本塁打173本。本塁打数の激減を食い止めたい一方、ミート力を磨けばバッティング全般にプラスになるのは間違いない。「俺も現役時代にやっていたから」と、同コーチの経験に基づく練習法が今季の猛虎打線の鍵を握る。

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2011年1月31日のニュース