甲子園出場経験校 対外試合禁止中に試合 あらためて3カ月間の処分

[ 2011年1月31日 16:45 ]

 日本学生野球協会は31日、審査室会議で高校8件の処分を決め、部員の部内暴力などがあった栗東(滋賀)を6月まで半年間の対外試合禁止処分とした。部内暴力のほか喫煙、飲酒、窃盗、器物損壊などに計19人と多くの部員が関わっていたことを重くみた。

 校内などで部員の喫煙があった、春夏計2回甲子園出場の藤蔭(大分)は昨年12月の前回の審査室会議で昨年11月10日から3カ月間の対外試合禁止処分を科されたが、同20日に対外試合を行ってしまったため、翌21日からあらためて3カ月間の処分を受けることになった。部長は厳重注意を受けた。

 ◆藤蔭(大分)昨年11月21日~2月20日=部員の喫煙▽松戸馬橋(千葉)昨年12月2日~1月1日=部員の部内いじめ▽東根工(山形)昨年12月10日~1月9日=部員の窃盗▽栗東(滋賀)昨年12月24日~6月23日=部員の部内暴力、喫煙、飲酒、窃盗など▽島本(大阪)昨年12月22日~1月21日=部員の喫煙

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2011年1月31日のニュース