星野監督「年に2回は」斎藤VS田中

[ 2010年11月28日 06:00 ]

明大野球部100周年記念祝賀会に出席しトークショーを行う左から高田繁氏、楽天・星野監督、鹿取義隆氏

 楽天の星野仙一新監督(63)は都内で明大野球部創部100周年の記念祝賀会に出席。日本ハムのドラフト1位・斎藤佑樹投手(22)と、楽天・田中将大投手(22)を直接対決させる意向を明かした。

 星野新監督の目は本気だった。田中VS斎藤の直接対決について「梨田監督は連絡できない相手ではない。冗談の中から生まれるかな」と実現の可能性を示しながら「無理をさせることはないが、2人のコンディションが合えば対戦させたい。ファンが期待していますから。年に2回はあっていいのかな」と具体案まで明かした。

 06年夏の甲子園決勝で投げ合った2人が、5年の時を経て再び投げ合うことになれば大きな注目を集めるのは間違いない。来季の楽天と日本ハムは、開幕5カード目となる4月8~10日(札幌)で初対戦。2週間後には、場所をKスタ宮城に移して3連戦が予定されているが星野監督は「やるならKスタでだよ。どこでやっても盛り上がるのは間違いないけどね」とにんまり。一方で、指揮官自身も祝賀会場では次々とOBに激励を受けるなど注目の的。元プロのOBによる放談会では厳しかった野球部時代の裏話を披露して「楽天に明大魂を注入すればいい線が出せる。でも、ついてこられるかなぁ」とこちらは苦笑いだった。

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2010年11月28日のニュース