一転残留 ヤクルト 林昌勇 総額14億円以上

[ 2010年11月28日 11:43 ]

ヤクルト残留が決まった林昌勇

 ヤクルトは28日、林昌勇投手(34)の残留を発表した。同日、3年契約(3年目は両者が合意した場合に延長)で、契約金などを含んだ総額14億2000万円で仮契約した。2年目までの年俸は4億円プラス出来高払い。

 交渉は条件面が折り合わずに難航し、1カ月以上に及んだ。今季で契約が切れる林昌勇は一時、米大リーグや日本の他球団への移籍を視野に入れたが、独占交渉期限の30日を目前にした28日未明、慣れ親しんだ環境面を優先して合意した。破格の契約に、ヤクルトの奥村政之編成部国際担当課長は「気持ちも体力もピークが続くと判断した」と述べた。
 林昌勇は来日3年目の今季、自己最多の35セーブ。通算164試合で7勝11敗96セーブ、防御率は2・14。(金額は推定)

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2010年11月28日のニュース