野村監督 機動力野球復活へ走塁改革だ!

[ 2010年10月23日 06:00 ]

 秋季練習で広島の野村監督が、走塁改革に着手した。

 二塁後方に本塁方向へ約30度傾けた棒を設置。一塁からの走塁の際、体を倒して棒をくぐり抜けて三塁を狙う練習を繰り返した。「ベースランニングに足の速い遅いは関係ない。技術練習は、やればやるだけ上達する」と緒方野手総合コーチ。機動力野球の復活を目標に掲げた今季はリーグトップの119盗塁を記録した。それを生かせるかは選手の意識にかかっている。

 ≪FA権取得の石原30日に交渉≫国内FA権を取得している広島・石原の2回目FA交渉が30日に行われることとなった。19日の1回目交渉では白紙を強調し、態度を保留したが、この日も「いろいろ考えて答えを出したい」とスタンスは変わらず。今季も122試合に出場するなど、赤ヘル投手陣を引っ張ってきた存在だけに去就が注目される。

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2010年10月23日のニュース