リンスカム 不運判定とミスで悔しい黒星

[ 2010年10月23日 06:00 ]

フィリーズ戦の4回、舌を出すジャイアンツのリンスカム。7回3失点で敗戦投手となった

 【ジャイアンツ2-4フィリーズ】ジャイアンツのエース、リンスカムが不運な判定とミスに泣いた。

 3回無死一、二塁からハラデーの捕前の送りバントはファウルにも見えたが、フェアの判定。二、三塁とされてビクトリノの一ゴロ失策で逆転を許した。リンスカムは「本拠地のファンの前で決めたかった」と渋面。4安打7奪三振は6安打5奪三振のハラデーを上回る内容だったが、7回3失点(自責点2)で敗戦投手となった。

 4回にはポストシーズン絶好調のロスが1点差と迫る適時二塁打。しかし、直後の右翼への飛球にタッチアップして三塁で刺されるなど拙攻もあり、流れを引き戻すことができず。ボウチー監督は「何事も簡単にはいかない。この試合は忘れて次の試合に向けて準備をするだけだ」と敵地での第6戦を見据えた。

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2010年10月23日のニュース