松坂「危機感を持って」メジャーへ

[ 2010年4月22日 16:10 ]

傘下のマイナー、3Aポータケットのリーハイバレー戦に先発したレッドソックス・松坂

 格下の打者を抑え変な自信をつけても困る。松坂は、マイナー3度目の登板で5回2/3を4失点(自責点3)。「ある程度打たれておいた方が危機感を持って(メジャーの)マウンドに上がれる。そういう意味ではいい結果」と最後の調整登板を振り返った。

 過去2戦は計11回無失点で内容も良く、すでにメジャーで投げられる自信はつかんでいた。序盤は変化球を多投するなど、テーマを持って臨んだ。4番打者からだった四回は「それまでちょこちょこヒットを打たれたし、中軸に回った四回だけは、びしっと抑えないといけないと思った」。言葉どおり、力強い速球を勝負球に3者三振を奪い、格の違いを示した。
 8番打者にソロ本塁打され、六回は暴投絡みで2点を失うなど反省点はあるが、不安はないだろう。メジャーに復帰する次回登板は26日(日本時間27日)からのブルージェイズ3連戦のいずれかになることが確実だ。
 レッドソックスは先発投手が崩れる試合が続き、地区4位に低迷。調整遅れで迷惑をかけたが、チームに恩返しする舞台は整った。(共同)

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2010年4月22日のニュース