金本の後釜任された新井は力みで苦戦

[ 2010年4月22日 18:43 ]

 阪神の金本がフルイニング連続試合出場に自ら終止符を打って以来、「鉄人」の定位置だった4番には新井が座る。18日に記録がストップして以降は金本の弟分でもある33歳が後釜を任されている。

 22日の広島戦(甲子園)は雨で中止。4番に据えられた21日までの3試合に限れば、12打数2安打の打率1割6分7厘と苦戦している。21日の広島戦では前田健を攻略できず、3打数無安打の2三振。新井は「状態は悪くないけど、ちょっと力んでいるかな」と素直に認めている。
 見えない重圧が影響しているのか。23日から始まる中日戦を前に、和田打撃コーチも「力が入ってるのもある」と言いながら「明日(23日)からは大丈夫だよ」と期待を寄せる。
 前回、敵地で戦った中日3連戦で計1安打に抑えられた新井の巻き返しが一つの鍵になるのは間違いない。その新井は「しっかり戦って一試合一試合、勝つだけ。その積み重ねです」と自らに言い聞かせるように話した。

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2010年4月22日のニュース