安藤“苦手”中日につかまる

[ 2010年4月2日 22:33 ]

 【阪神5―6中日】苦手意識をぬぐえなかった。阪神先発の安藤は四回途中降板で4失点。昨季4試合に登板して0勝3敗、防御率3・55と相性が悪かった中日にこの日もつかまった。試合後は「次、頑張ります」と言葉少なだった。

 立ち上がりから走者を出しながらの苦しい投球だった。三回に5点の援護をもらったが、応えられなかった。その裏、井端の中前適時打で1点を許すと、四回には3長短打に暴投も絡んで失点し、ノックアウト。外角を中心に攻めたが球威がいまひとつ。時折甘く入った球を痛打された。真弓監督は「(投球内容は)悪くなかったけど、流れが悪かったから代えた」とエースをかばった。
 チームは昨季中日戦で10勝14敗と負け越している。「まず自分のピッチングをするだけ。チームが勝てるように」と意気込んでいた右腕は、うなだれるようにマウンドを降りた。5回3失点だった開幕戦に続き、本調子とは程遠い出来だった。

続きを表示

2010年4月2日のニュース