日本人審判、メジャーで初ジャッジ「好返球で良かった」

[ 2010年4月2日 09:45 ]

<カブス・ロッキーズ>塁審を務め、4回開始前にカブス・福留(右)と話す平林岳さん

快挙!マイナーの平林審判がメジャー出場へ

平林審判員も目指すはメジャー「日本人対決の…」

 元パ・リーグ審判員で米マイナーリーグの審判を務めている平林岳さん(44)が1日、アリゾナ州メサで行われた大リーグのオープン戦、カブス―ロッキーズで塁審としてジャッジをした。マイナーリーグから経験を積んで、メジャーで審判を務めた日本人は平林さんが初めて。
 初ジャッジは2回。ライト右への安打で、二塁を狙った打者走者をアウトと判定した。刺したのはカブスの福留。平林さんは「いい送球をしてくれたんで良かった」と笑顔で話した。
 2005年に米国でルーキーリーグの審判員となり、昇格を重ねて昨季からは3Aに。平林さんは「本当に楽しかった。目指してきたところに立てて、やってきて良かった」と感慨深げだった。(共同)

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2010年4月2日のニュース