福留、4タコも見せ場は守備

[ 2010年4月2日 08:57 ]

<カブス・ロッキーズ>2回、右翼線の当たりを取り送球、打者走者を二塁で刺すカブス・福留

 米大リーグ、カブスは1日、アリゾナ州メサでロッキーズとオープン戦を行い、福留孝介外野手は「2番・右翼」で出場、4打数無安打だった。内容は中飛、右飛、一ゴロ併殺打、遊ゴロで9回の守備から退いた。チームは2―0で勝った。

 この日の福留の見せ場は守備。2回、右翼線の当たりを取ると、「走ってくる雰囲気があった」と素早く体を反転させ、打者走者を二塁で刺した。
 8回1死一、二塁からは、二塁後方への打球に「ランナーはスタートを切れない」と読んで、勢いよく突っ込んだ。「落ちた時の可能性はあそこしかない」と、打球をすぐに拾い上げ好送球。スタートの遅れた一塁走者を二塁でアウトにした。
 この日は平林審判員が塁審を務めた。守備に就く前に話し掛け「この世界では選手よりも大変。頑張ってほしい」とエールを送っていた。(共同)

続きを表示

2010年4月2日のニュース