原監督がドラ1長野に“谷超え”を指令

[ 2009年12月9日 06:00 ]

<ニッポン放送ショウアップナイター2010Conference>ゲストの阿部(左)が登壇し笑顔で迎える原監督

 巨人の原監督がドラフト1位の長野に“谷超え”を指令した。

 1年目から外野の一角を担う素材に対して「谷を抜いたらレギュラーになれる。超えられなければレギュラーはあり得ない」と断言。長野本人にも伝えているという。長野と同じ右打者の谷は今季、打率・331、11本塁打、48打点。ポストシーズンでも勝負強さを発揮した天才打者だが指揮官は「ハードルは高いが、それぐらいの気持ちがないとレギュラーにはなれない」。戦力の底上げへ、大きな山である“谷超え”を試練として課した。
 原監督はこの日はニッポン放送ショーアップナイターのイベントおよび報知プロスポーツ大賞に出席。リーグ4連覇を目指す来季に向け「原点に返って戦いたい。原点とは基本に戻るということ」と指針を明かした。

 <坂本 来季こそフルイニング>坂本が来季の目標にあらためてフルイニング出場を掲げた。原監督、松本とともに都内ホテルで行われた「報知プロスポーツ大賞」授賞式で大賞を受賞。「今年はフルイニングを目標にしていたんですけど、開幕戦で情けない姿を見せてしまってダメだったので、来年は達成したい」と宣言した。フレッシュ賞を受賞した松本は「来年は今年以上の成績を残して日本一に貢献したい」と語った。

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2009年12月9日のニュース