鶴岡がダルに厳しい注文“クイックしろ”

[ 2009年12月9日 06:00 ]

 日本ハム・鶴岡が、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、1300万円増の4500万円でサインした。

 今季自己最多122試合に出場しゴールデン・グラブ賞も獲得したが、投手との共同作業である盗塁阻止率は・238でリーグ5位だったことに「そこの数字をもう少し上げないと…。投手にはしっかりとクイックをしてもらわないと困るし、もちろんダルビッシュにも言う」。エースにも厳しく“もの申す”覚悟を示した。
 主にバッテリーを組むダルビッシュは今季盗塁を24度試みられ、19回の成功を許した。クイック投法は大の苦手としているが「あれだけ走られればあいつもクイックをやるでしょう」。盗塁阻止はそのまま失点、敗戦減にもつながる。捕手としての評価にも直結するだけに、鶴岡は“恐妻”となるつもりだ。

 <小谷野5000万円増で更改>小谷野は5000万円増の8600万円でサイン。今季は打率・296、11本塁打、82打点。三塁手でゴールデングラブ賞も獲得した。06年はパニック障害でプレーできない時期もあっただけに「お金にこだわってないが、まさか自分がこんなにもらえるようになるとは…」。背番号は31から5番に変更される。

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2009年12月9日のニュース