新人王受賞のコグラン「父も天国で喜んでくれる」

[ 2009年11月17日 10:03 ]

ナ・リーグの新人王に選出されたマーリンズのコグラン

新人王はア軍の25歳右腕とマ軍の24歳リードオフマン

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 マーリンズのコグランが、フィリーズの左腕ハップを小差で抑えた。ハップが12勝4敗、防御率2・93の好成績で32人全員から得票を得たのに対し、コグランは1位票で7票上回り、11ポイント差で受賞が決まった。
 コグランは5月に大リーグに昇格し、後半戦に大躍進。打率、得点、安打数、出塁率などでリーグの新人トップの数字を残した。マイナーでは内野手。経験の浅い外野の守備と1番打者の役割をこなし「慣れない役割への順応は難しかった」。
 趣味は狩猟。シーズン後にカンザス州で鹿狩りを楽しんだ。狩りの結果は散々だったそうだが、野球では大きな勲章を射止めた。15歳の時に最愛の父を交通事故で亡くしている。24歳になったコグランは「物事への取り組み方は父に教わった。天国で喜んでくれていると思う」と話した。(共同)

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2009年11月17日のニュース