新人王はア軍の25歳右腕とマ軍の24歳リードオフマン

[ 2009年11月17日 09:26 ]

新人王受賞のコグラン「父も天国で喜んでくれる」

“抑え”で才能開花!ベイリー、チームメートに感謝

 米大リーグの最優秀新人(新人王)が16日発表され、ア・リーグはアンドルー・ベイリー投手(アスレチックス)、ナ・リーグはクリス・コグラン外野手(マーリンズ)が受賞した。
 25歳の右腕ベイリーは68試合に救援登板して6勝3敗、26セーブの活躍。得票(満票28)は1位13、2位6、3位5で計88点を獲得した。2位はエルビス・アンドラス内野手(レンジャーズ)で65点。
 24歳のコグランは主に「1番・左翼」で128試合出場、162安打を放ち打率3割2分1厘を記録した。得票(満票32)は1位17、2位6、3位2で105点を獲得し、2位のJ・A・ハップ投手(フィリーズ)を11点上回った。
 ア、ナともに日本選手の得票はなかった。
 新人王は全米野球記者協会会員のうち60人(ア28、ナ32)が投票。3名連記で1、2、3位(5、3、1点)の合計点で決まる。
 このほかの各賞発表は、アのサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)が17日、両リーグの最優秀監督賞が18日、ナのサイ・ヤング賞が19日、アの最優秀選手(MVP)が23日、ナのMVPが24日となっている。

 ▼ベイリー投手の話 最初に連絡を受けたときは、いたずら電話だと思った。信じられない。抑えは初めてだったが、周囲の助けでリラックスしてできた。

 ▼コグラン外野手の話 心からうれしい。外野手も、リードオフマン(1番打者)も、慣れない役割で難しかった。物事への取り組み方は、亡くなった父に教わった。天国で喜んでくれていると思う。(共同)

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2009年11月17日のニュース