松坂、無難にまとめプレーオフへ

[ 2009年10月3日 11:11 ]

インディアンス戦に先発、6回を2失点で投げ終えたレッドソックス・松坂

松坂、6回2失点で4勝目「手応え感じた」

 【レッドソックス6―2インディアンス】ベンチに戻った松坂は、監督と軽く拳を合わせた。中地区下位に低迷するインディアンスを相手に、6回2失点で4勝目。「プレーオフに向け(故障者リストから)復帰して4試合投げ、自分自身手ごたえを感じられた」。レギュラーシーズン最終登板を無難に締めくくった。
 先頭に二塁打された後、12打者連続でアウトを取った。「速球が駄目だったけど、スライダーが良かった。軌道や球速を変えたり、思った通りに投げられた」。四回は3番秋信守、4番ペラルタを連続三振。そして2失点した五回2死満塁で再び奪った秋の三振と、いずれもスライダーだった。
 プレーオフ進出が決まった9月29日、シャンパンファイトに参加しなかった。「僕に喜ぶ資格はない」。不振で戦列を離れ、貢献できていない、という思いは強い。
 だからこそこれからが勝負だ。エンゼルスとの地区シリーズは第3戦か4戦、本拠地での先発が濃厚。この日は気温約14度で一回は長袖のアンダーシャツだったが、二回以後は半袖に替えた。メジャー3年目、ボストンの気まぐれな気候への対応も分かっている。好調を保ち、3度目のポストシーズンへと向かう。(共同)

続きを表示

2009年10月3日のニュース