ナベQ監督 阪神の緊急補強に疑問

[ 2009年5月27日 06:00 ]

 西武・渡辺監督が27日から対戦する阪神の緊急補強に疑問を呈した。阪神は新外国人選手として昨季に西武に在籍していたブラゼルと近日中に正式契約。昨季は27本塁打を記録したものの、後半戦は各球団の徹底マークにあい、8月下旬以降は0本塁打。打率も・234で終わった。10月には死球によるめまいなどの後遺症を訴えて、日本シリーズの出場選手登録枠からも外れて帰国。自由契約選手となった経緯がある。

 それだけに渡辺監督は「何で阪神は交流戦のこの時期にブラゼルを獲ったんだろう?パ・リーグはウチも含めて彼の攻略法はすべて知っている。全然怖くないね」と言い切った。

 ブラゼルは27日に来日予定で、今回の2連戦で対戦することはないが、エースの涌井も「ブラゼルのいい時も悪い時も知っている。むしろ、攻めやすいと思いますよ」と6月10日からの阪神戦(西武ドーム)での“元同僚対決”に自信満々だった。

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2009年5月27日のニュース