アライバに対抗?ロッテにはイグニシ

[ 2009年2月6日 06:00 ]

軽快な動きを見せる西岡剛に井口資仁(後ろ)も思わず声をあげる

 ロッテの二遊間新コンビ“イグニシ”が息ピッタリの軽快プレーを見せた。石垣島キャンプ初の投内連係。二塁ベース付近のゴロを逆シングルで捕球した二塁・井口がそのまま遊撃・西岡にグラブトス。西岡が一塁に転送して併殺完成のシーンに感嘆の声が漏れた。

 中日の「アライバ」にも負けない名コンビ。好守を繰り返した西岡は「二遊間2人でゴールデングラブ賞を獲りたい」。井口も「どの球団より、いい二遊間になりたい」と言った。守備だけではない。フリー打撃で井口は45スイング中、140メートル超の特大弾を含む今キャンプ最多4本のサク越え。西岡と並んで行った初の特打では98スイングで場外2発&4連発を含む19本のサク越えを放った。「まだ全然駄目。バテバテでした」の言葉が頼もしい。負けじとサク越えを連発した西岡もコーンロウをやめ、禁酒を続けるなど野球漬けの日々。“イグニシ”が攻守で球界の顔になる。

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2009年2月6日のニュース