オリオールズ 上原か川上「どちらか必ず」

[ 2008年12月10日 06:00 ]

 大リーグ30球団のGM、選手の代理人が一堂に会して行われるウインターミーティングが8日(日本時間9日)、ネバダ州ラスベガスで開幕。それぞれ巨人と中日からFA宣言した上原と川上の獲得を目指すオリオールズのトレンブリー監督が両投手にラブコールを送った。既に映像はチェック済みで「加入すればチームを助けてくれるだろう。2人ともメジャー級の投手。ストライクが取れるし、戦い方を知っている」と語った。

 ストックスティル国際スカウト部長は「新しいオリオールズの伝統を築くために、2人のうちどちらかは必ず獲りたい。われわれは日本のマーケットを非常に重要視している」と語る。現場とフロントが一体となって、チーム再建の柱として“エース級”待遇で上原、川上を迎え入れる覚悟だ。
 オ軍はこの日までに川上の代理人を務めるエバンス氏と30分にわたり会談し、獲得の意思を伝えた。エバンス氏は「環境面や優勝争いに絡む力があるか、彼(川上)の存在が生きる編成か」などを基準に球団を絞るとしたが、オ軍の熱意は他球団を大きくリードしている。

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2008年12月10日のニュース