355勝の「精密機械」マダックスが引退会見

[ 2008年12月10日 06:00 ]

 大リーグ歴代8位の通算355勝を挙げたグレグ・マダックス投手(42)が、ウインターミーティングが行われているホテルで引退会見を行った。「まだ投げられるが自分の思うようにはプレーできない。別れを告げるときがきた」。今季はパドレスとドジャースでプレーし8勝13敗。88年から昨年まで20年連続2ケタ勝利を挙げ、92年から4年連続でサイ・ヤング賞、守備でもゴールドグラブ賞を大リーグ最多の18度受賞した。抜群の制球力で“精密機械”と称された右腕は「今はゆっくり休みたい」と笑顔で語った。

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2008年12月10日のニュース