ノムさん相思相愛 仙台育英・橋本欲しい!

[ 2008年10月20日 06:00 ]

 楽天の野村監督が、今秋ドラフト(30日)で地元の仙台育英・橋本到外野手(18)獲得に興味を示した。橋本は今夏甲子園で6打席連続安打を放つなど、強肩強打に加えて50メートル6秒0の俊足と3拍子そろった逸材。秋季練習に顔を出した指揮官は、16日の編成会議でもリストアップされた橋本について「それは獲るべきだな。将来性のある高校生は獲った方がいい」とラブコールを送った。

 野村楽天の集大成となる来季は球団創設5年目。悲願のCS進出を目指すチームは即戦力の投手、大型野手の補強が最優先だが、将来性を見据えた補強も重要だ。秋田生まれながら、小学校から宮城・仙台で過ごす橋本はプロ志望届を提出した1日に楽天入りを熱望するなど“相思相愛”。指名巡は下位となりそうだが、楽天初の“地元選手指名”の可能性は高くなった。

 ◆橋本 到(はしもと・いたる)1990年(平2)4月28日、秋田市生まれの18歳。小学2年から野球を始め、仙台・鶴が丘中時代は東北シニアで活躍。同2年で投手兼中堅手として全国大会出場。仙台育英1年春からベンチ入り。2年春夏、3年夏に甲子園出場。右投げ左打ち。1メートル72、70キロ。家族は両親、兄2人。

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2008年10月20日のニュース