フィリーズが15年ぶりのWシリーズへ

[ 2008年10月16日 11:22 ]

ドジャースを下しナ・リーグ優勝、祝勝会でシャンパンをかけ合うフィリーズ・田口(右)

 米大リーグは15日、ナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第5戦をロサンゼルスで行い、フィリーズ(東地区1位)がドジャース(西地区1位)を5-1で下し、対戦成績4勝1敗で15年ぶりのワールドシリーズ進出を決めた。

 フィリーズは序盤で主導権を握った。1回、1番ロリンズが右越えに先頭打者本塁打を放ち、先制点を奪った。ファウルで粘った後の8球目、高めの速球を打つと、敵地ロサンゼルスのファンが大きなため息を漏らした。
 3回には1死から四球で出塁し、今シリーズ2個目の盗塁に成功。その活躍に4番ハワード、5番バレルが連続適時打で続いて2点を追加。5回にも2点を加えてリードを広げた。
 先発の左腕ハメルズは得意の緩急を巧みに使い分ける投球で7回を5安打1失点と好投。フィリーズは投打がかみ合った戦いぶりだった。
 ドジャースは6回、ラミレスの右越えソロで1点を返しただけだった。

 ▼田口の話 なかなか自分のプレーは思い通りにはいかないけれど、やっぱりうれしい。もともとほとんど完成されたようなチームだし、経験した分だけ強いチームになった。(共同)

続きを表示

2008年10月16日のニュース