痛みも何の!片岡逆転V打だ盗塁だ

[ 2008年7月27日 06:00 ]

<日・西>6回、片岡は逆転の中越え二塁打を放ちバックホームの間に三塁へ進みベース上でガッツポーズ

 【西武6-3日本ハム】痛みの残る左腕で振り抜いた。西武・片岡が1点を追う6回2死一、三塁から金森の125キロスライダーを中越えに運ぶ決勝の2点二塁打。得点圏打率をリーグトップの・420とし「何とか走者を還したいという思いは強いですね」と胸を張ると、3回1死一、二塁では一塁走者・中島との重盗に成功。こちらはリーグ断トツの35盗塁だ。19日ロッテ戦(千葉マリン)で左上腕部に死球を受け、25日からスタメン復帰したばかり。左腕は内出血して腫れ上がり、走塁時はまだ痛むが、自らマッサージを施して腫れを散らす応急処置で、首位決戦に強行出場した。

 これで1勝1敗のタイ。ゲーム差を再び4・5にした。「あしたも勝ってハムに苦手意識を付けたい」。初の球宴出場を前に、頼れるリードオフマンが力強く宣言した。

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2008年7月27日のニュース