日本のエースです!ダル2戦連続完投11勝

[ 2008年7月17日 21:18 ]

最終打者のフェルナンデスを空振り三振に仕留め、雄叫びを上げるダルビッシュ

 【日3―1楽】日本ハムのダルビッシュが2試合連続の完投で11勝目。4安打無四球と危なげなく、わずか89球だった。打線は同点の5回に田中の適時二塁打と高橋の適時打で勝ち越した。楽天打線は早いカウントから打って出たが、ねじ伏せられた。

 ≪わずか89球10奪三振≫自らの門出を祝う快投だった。北京五輪代表に決まった日本ハムのダルビッシュは4安打1失点で2戦連続の完投勝利。わずか89球で10奪三振と、積極的に振ってくる楽天をねじ伏せた。「球数も少なく、試合時間も短くて良かった」と涼しい顔で振り返った。
 1回無死二塁。バントを試みた中村には球威で押してファウルにし、最後は空振り三振。続く高須、フェルナンデスをともに1球で料理した。6回1死三塁も中軸を抑えて無失点。4回の失点は、打ち取った当たりの内野安打が2本重なってのものだった。
 吉井投手コーチは「最高の勝ち方。少ない球数で10三振を取れるのは並の投手ではできない」と絶賛した。日本代表のエースにふさわしい投球で自らは5連勝。「良い状態で(五輪を)迎えられる自信がある」。右腕が五輪でも輝きを放つ。

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2008年7月17日のニュース