エース格はダルビッシュと川上

[ 2008年7月17日 17:35 ]

 首脳陣はキューバ、台湾、オランダ、韓国の順で対戦する1次リーグ前半の4試合で準決勝進出へのめどをつけようとしている。特にキューバとの初戦を重視している。大野投手コーチは「初戦を取ればチームに勢いがつく。いかに、いい形で入れる人を使うかだ」と話す。ダルビッシュか川上を先発に起用して好発進を狙う。

 救援陣は岩瀬、藤川のほか、復調が待たれる上原の3人で試合後半の4イニングを任せたい考えだ。杉内と田中も中継ぎ要員になる。川上を準決勝からは救援に回し、総力戦に持っていくプランも練っている。
 打線は、昨年末のアジア予選と同じようなオーダーになりそうだ。西岡、川崎の俊足コンビで1、2番を組み、青木、新井、稲葉らが中軸を担いそうだ。阿部、里崎の両捕手は指名打者での出場もあり得る。
 野手陣の顔触れを見る限り、華々しい一発攻勢は期待できない。勝負どころでは宮本や荒木のような器用な選手のバント、走塁術が生きてくる。1点の積み重ねでライバルに重圧をかけたい。

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2008年7月17日のニュース