「松坂がやってくる」対戦相手の広告塔に

[ 2008年6月16日 06:00 ]

 16日にマイナーで調整登板するレッドソックスの松坂が、対戦相手の広告塔になった。ペンシルベニア州アレンタウンに本拠を置くフィリーズ傘下3Aのリーハイバレーが、松坂を前面に押し出したプロモーションを展開。観客動員増が狙いで、球団公式サイトに「世界屈指の投手、松坂がやってくる」と題したトップ記事を掲載するなど大々的に宣伝している。プロベンス広報部長は「ボストンで見られない人がたくさんやってくるはず。宣伝効果は抜群」と説明。実際、松坂の登板が発表された13日以降、入場券の売り上げは伸びており「通常より1200~1500人(収容人数8100人)多く見込んでいる」と話した。

 右肩の張りで故障者リスト入りしている松坂はこの日、軽めのキャッチボールで調整。初のマイナー登板は異様な盛り上がりを見せている。

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2008年6月16日のニュース