「沖尚ナイン」が母校に凱旋で勝利報告

[ 2008年4月5日 19:30 ]

 春の選抜高校野球大会で9年ぶり2度目の優勝を果たした沖縄尚学ナインが5日夕、優勝旗を携え、那覇市内の母校に戻った。校門近くの沿道には多くの市民らが詰め掛け、熱戦を制した選手らを温かく出迎えた。

 優勝メダルを首から掛けてバスを降りた選手らは、女性ファンから「おめでとう」「かっこいい」などの黄色い声援を受けながら、体育館まで歩いて移動した。

 体育館では優勝報告会が開かれ、比嘉公也監督(26)は、集まった生徒や市民ら約500人を前に「これ以上ない結果で終えることができた。全国制覇できたのは皆さんの声援のおかげです」とあいさつ。続いて西銘生悟主将が「夏には深紅の優勝旗を持ち帰りたい」と抱負を述べると、大きな拍手に包まれた。

 報告会を終えた東浜巨投手は記者団に「優勝の実感がまだなかったので、出迎えに驚いた。夏にはまた甲子園に戻ると誓ってきたので頑張りたい」と気持ちを切り替えていた。

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2008年4月5日のニュース