駒苫・香田前監督「一身上の都合」で退職

[ 2008年3月20日 06:00 ]

駒大苫小牧を退職することになって胸中を語る香田前監督

 駒大苫小牧は19日、夏の甲子園で04、05年に連覇を達成するなど同校野球部を全国区に育てた香田誉士史(よしふみ)前監督(36)が今月末で退職すると発表した。同校によると19日に本人から「一身上の都合」を理由に退職願が提出され、受理された。昨夏の選手権後に監督を退任し、野球部顧問を務めていた香田前監督はこの日「母が1人、日本の端(北海道)と端(佐賀)にいて心配。それだけが理由じゃないが大きく引っかかっている」と話した。

 香田前監督は駒大を卒業後、母校の佐賀商のコーチを経て、95年に駒大苫小牧の監督に就任。夏の甲子園では04年から3年連続で決勝に進出。北海道勢として初の全国制覇や57年ぶり6校目の夏連覇を成し遂げた。

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2008年3月20日のニュース