高橋尚「結果求めて投げて」合格点

　【巨人０－３ヤクルト】２８日に開幕投手を務めることが確実な巨人の高橋尚が、プレ開幕戦で先発し、６回を５安打２失点にまとめた。５日の中日戦（ナゴヤドーム）では３回１失点、１２日の阪神戦（練習試合・甲子園）でも５回２失点と安定していたが、過去２試合は調整段階だっただけに「この前（阪神戦）より球の切れは数段よかった。結果を求めて投げた。満足とはいかないけど、合格点」と笑顔。尾花投手総合コーチも「（シーズンへ向け）できたんじゃない」と仕上がりに太鼓判を押した。今後はブルペン投球やシート打撃などで本番に備える。

　≪復帰・二岡は３の０≫「６番・遊撃」で１軍復帰戦に臨んだ巨人の二岡は、３打数無安打。打線の“起爆剤”にはなれなかったが、守備に関してはカバーなどで無難な動きを見せた。昨オフに左ひざを手術してから初の実戦となった１８日の教育リーグ・ヤクルト戦では一発を含む３安打２打点。「できれば打ちたかったけど、そんなに甘くなかったね」と苦笑いしたが「違和感なく、普通に試合をこなせた」と手応えもにじませた。