浅丘ルリ子　小林旭との結婚を父に反対された理由明かす　「私しか…」

浅丘ルリ子
Photo By スポニチ

　女優の浅丘ルリ子（83）が29日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」（月～金曜後1・00）にゲスト出演。父親から結婚を反対されたエピソードを披露した。

　司会の黒柳徹子に「小林旭さんとは結婚するはずだったっておっしゃってたわよね」と振られた浅丘は「そうなんです」と答え当時を振り返った。浅丘は1960年頃に一時、歌手で俳優の小林旭と事実婚の関係にあったが、1961年8月に別離していた。

　浅丘は「旭が『僕がお義父さんに話すから』」と小林が浅丘の父親にあいさつに行った時のことを語った。「そしたら父が『申し訳ないけど娘を嫁にやるわけにはいきません。まだ仕事をしたばっかりですから、これで辞めるということになるとこんなもったいないことないですし、やめさせるわけにはいかないのでご結婚はお断りします』と父がはっきりそう申し上げたんです」と語った。「そしたら旭も『ああ…』という感じで」と話した。

　結婚を反対された理由ついては「父はもう仕事ができませんでしたし、私しか働く人がいなかったので」と家計を浅丘が一身に担っていたことを明かした。「だからせっかく日活に入らせてもらって楽しくなって色んな役もやれるようになってきて、辞めちゃうのかって思ったらそれはちょっと…」「私も『嫌だ』って思う半分『一緒にいたい』って思うのも半分。だからすごく迷いましたけど」と当時の葛藤も明かした。

　「でも（結婚）しなくて良かったです。ずっとお仕事続けてきたから今があると思います」と決断に悔いはないと語った。